東京を歩く


東京を歩く




緊急事態宣言が出たいまでは、夢のような話になってしまいましたが、東京の町歩きが好きでした。



今は、実際に歩くことはなど、とてもできないことですがー





東京の町歩き、土地の凸凹に興味をもっていて、関係の本を読んだものです。



学生時代に住んでいたのが、本郷台地に向かい合っている小石川台地だったことや、昔は金沢から東京への入口は上野でしたので、なじみがある武蔵野台地の東端の地形を見ています。



今は金沢に住んでいますので、年に1回くらいしか東京に出る機会がありません。

そんなわけで、よく知っている土地勘のある所を中心に、もっぱら本のページの上を歩くように散策しています。



上京した時には、谷根千や上野のあたりの町歩きを結構していますが、だいたいの土地の姿や方向がわかります。





東京は関東平野にあり、したがって平坦なところである、そんな認識できましたが(こんな人は多い)、とんでもない、東京は坂道だらけです。



町歩きの視点としては、土地の凸凹を楽しむ、坂道を歩く、崖を訪ねる、微高地と川を巡る、盆地のようなスリバチ地形を行くなど、楽しみ方はいろいろあるようです。



東京の坂には歴史があり、風情があります。もちろん地方も同じく風情がありますが、それを知るための情報量が違います。






参考図書は、探すとそこそこあるので助かります。

手元にあるのは『東京スリバチ地形入門』や『東京の凸凹地図』です。

『タモリのTOKYO坂道美学』には、多くの情報があります。



どれもよくできた本で興味をそそられますが、残念ながら私には文字が小さすぎるのですが、拾い読みするだけの価値はあります。






土地の凸凹歩きをするということは、町角を巡ることであります。

坂道や川だけでなく、そこには観察すればおもしろいモノがあふれています。



たとえば、マンホールのふた、車止め、タイヤ止め、境界標、信号機、交通標識、パイロン(コーン)、路上園芸 etc



知り合いに各地のマンホールのふたの写真を集めている人がいましたが、ふたのデザインには、土地柄があって見ているだけで飽きませんでした。



見るものの対象を絞って観察すると、意外に面白いものを見つけ出すことができそうです。

『町角図鑑』(実業之日本社)は、そうしたものを紹介する本です。

面白そうな内容ですが、これはさらに文字が小さく読み通せません。



町にはいろんなものであふれており、個別に見ると自分だけの世界に入ることができるでしょう。





最近、たまたま荷風の『日和下駄』を再読して、街のぶらぶら歩きを、懐かしいような気持ちでかみしめています。

『日和下駄』は、町歩きのバイブルのような本です。





ただしコロナウイルスによる緊急事態宣言がでている状況下では、とても東京の町歩きをすることはできませんし、東京に出かけることさえできません。



金沢から東京に出て行って、東京の町歩きを楽しむことができるのは、いつの日になるのでしょうか。

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