北陸新幹線の敦賀延伸


北陸新幹線の敦賀延伸




北陸新幹線の現在の終着駅は金沢ですが、23年には、これが敦賀まで延伸することになっておりその工事が進んでいます。



地元紙北國新聞では、これについて敦賀の人はどう考えているかの特集を連載していますが、意外な一面がわかりました。







敦賀では北陸新幹線が東京とつながっても、今より便利になるわけではない。

現在敦賀―東京は、特急しらさぎで30分で米原に出て東海道新幹線に乗れば2時間51分で東京に着く。
それに対し北陸新幹線で東京に向かう場合、師纂によると3時間17分かかり、26分も遠回りになってしまう。

したがって東京に行くときに北陸新幹線を利用することはない。



敦賀からは在来線特急「サンダーバード」で、京都まで50分、大阪へは1時間20分で行くことができる。したがって敦賀の女性は、買い物は京都でする。





以上のようなわけで、敦賀の人は北陸新幹線にはあまり関心がないということがわかりました。

金沢が新幹線を待ち望んでいたのとは、ずいぶん違います。









こんなことがありました。


福井県は1876年の廃藩置県により、現在の福井市がある嶺北地方は石川県に、敦賀を含む嶺南地方は滋賀県に併合された経緯があり、福井県発足当時の敦賀では滋賀県に戻りたいという運動まで起きたというのです。



敦賀の人々の目は、もともと関西に向いていたのです。

石川県と富山県の県民性は違っていますが、北陸新幹線では同じベクトルでした。しかし福井県は、石川・富山とは目線がまったく違っているのです。





その北陸新幹線ですが、最終計画の終点は京都経由の大阪です。

敦賀からは小浜―京都ルートとなりますが、2046年春の開業予定となっており、その先の京都―新大阪までは未定で、気の遠くなるような先のことです。





それはそれとしてー

敦賀が終着駅となる3年後には、こんなことになります。



金沢から京都に行くには、現在は在来線特急サンダーバード直通で2時間ですが、3年後からは、金沢―敦賀は北陸新幹線、敦賀でサンダーバードに乗り換えて京都へとなります。なにか乗り換えるのがうっとうしい感じです。

京都まで30分短縮されたとしても、現在のままの方がいいと思います。



「北陸新幹線のありがたみが薄い敦賀が、この先何十年も新幹線の終着駅となるのは、やっぱり不思議だ」、こう述べている特集記事と同感です。

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